真性包茎とは

真性包茎とは男性のペニスの先端まで完全に包皮が被っていて、包皮口が亀頭の周囲よりも狭く物理的にも自分で包皮を捲って亀頭を露出させることが不可能な状態を言います。

 

泌尿器科などで診察を受ければ真性包茎と診断され包茎治療や手術を健康保険の適応を受け治療を受けることができます。

 

真性包茎の中には包皮口が針の穴くらいしかなく、排尿時に包皮内に尿が溜まりバルーニング現象といって風船のように膨らんでしまう排尿障害を起こしたり、包皮内に溜まった恥垢が尿や雑菌などの影響を受け炎症を発症し、包皮や亀頭部が赤く腫れ化膿し、うみが出たり排尿痛を起こすことがあります。

 

包皮を無理に翻転させて亀頭を露出させた状態で勃起したりすると、血管やリンパ管が狭い包皮輪に締め付けられて循環障害を起こしてしまう「嵌頓包茎」になってしまうこともあります。

 

 

自慰やパートナーとの性行為もできますが、当然包皮内を清潔に保つことが難しいため、恥垢も溜まりやすく悪臭を放ったり性感染症の温床になりやすくもなります。

 

生まれた時に割礼手術を行うユダヤ人にはほぼ陰茎癌の患者がいないことから、恥垢が陰茎癌の原因にもなるとも疑われています。

 

包茎が引き起こす女性の病気として、代表的なもののひとつに「子宮頸癌」があります。

 

子宮頸癌の原因は未だに明確にはされていませんが、男性のペニスに溜まった恥垢から感染する可能性も疑われており充分に気をつけなければなりません。

 

たとえペニスを清潔に保っている自信があっても、性行為の際には必ずコンドームを装着するようにしましょう。

 

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